【中国短期留学レポート】

【留学中の中国語生徒さんの紹介】

 

生徒さん:小口 さん

 

新高中国語学習歴:約10ヵ月

 

テキスト:漢語口語速成「入門編」

新高中国語コース:マンツーマン

         週1回~2回

 

留 学 先:中国 上海 

留学期間:2016年2月22日から3月19日

学 校 名:上海復旦大学


小口さんからの【留学日記】をお届けします。

まず、私は法学部生として大学に入学しましたし、第二外国語を取っているわけでもありませんでしたので、入学当時はまさか自分が中国へ留学にいくとは思ってもみませんでした。しかし入学後いろいろあり、自分の中で何かひとつ卒業までに、役に立つ能力を身にけたいと思うようになり、昨年の6月から高田馬場の新高中国語教室へ通うようになりました。すぐに中国語に夢中になり、これは早く中国へ行ってみたいと思い大学の春休み短期留学プログラムに参加するに至りました。

 特に明確な目標とかは考えていませんでしたが、風邪だけは引かないようにしようとおもっていました。結果としてインフルエンザにかかったので、目標は達成できなかったと言えます。

 復旦大学での生活で特に不便を感じることはなにもありませんでした。強いていえば、青空が見えないことと、暖房が弱くどこへ行っても少し寒いことは気になりました。それでもホテルのトイレはきれいだし、お風呂もお湯が出るし、勉強机もあり、基本的に日本の生活と変わらない日々をすごすことができました。

 肝心の留学プログラムですが、これは少し物足りない部分がありました。二人の先生ともかなり英語がご堪能なのですが、あまりにも英語を使ってしまうあまり、中国語として理解する前に英語で理解できてしまい、これでは英語の授業じゃないかと思うことが多々ありました。また学生間の中国語の能力の差があまりにも広くあり、先生方もどちらのレベルに合わせるべきか分かりかねている感じがしました。本当に簡単なものでよいので、事前に留学テストを行ってはどうでしょう。

 食べ物についてですか、これはいうことなしでした。むしろ料理のためだけに上海にもう一度行くことができます。初めて学食を食べたときは、感動のあまり涙が出そうになりました。野菜類が豊富でバランスの取れたすばらしい学食です。どれもこれも口に合い、一口ごとに感激の渦の中に吸い込まれるようでした。

 中国人の方々はおおらかで気持ちのよい人々でした。一見そっけなく見えるのですが、少し仲良くなるとまるで身内のようにフレンドリーに接してくださり、楽しい毎日を過ごすことができました。ただ学生との交流会が2回しかなかったのでもう少し話す時間があったらより友達が増えたのではないかなと思います。

 たった一ヶ月の留学で、人生がどうこうということはないのですが、上海にはまた行きたいとおもいます。また、最低限中国でも都市部なら日本と変わらない生活ができることが分かりました。

 将来のことですが、駐在員として何年もいるとかそんな大それたそとはできないと思いますが、出張で年に何日とかでもいいので、中国で働きたいです。それがかなわなくても中国と関わった仕事に就きたいです。

 今後の留学のことですが、ぜひ長期で、できれば一年間行きたいです。その長期留学が有意義なものにするためにできるだけ日本にいる間に文法力と語彙力をつけられるよう引き続き頑張ります。

 今回の留学で、リスニング力がかなりついたと感じるので、維持できるようCDをしっかり聞くようにします。

 あとはなんというか、語学学習以上にいろいろとよい人生経験になったと思います。こんなに長期間家族以外の人と同じ建物で暮らすことはあまりなかったので、なんだか長い修学旅行のようで面白かったです。毎日友だちと夕食を食べに行ったり、街を散策したり、本当に夢のような日々でした。

 


【新高中国語からのメッセージ】

毎回宿題をきちんと書いたり、辞書を調べたりして、レベルの高い作文ができています。レッスンのときも積極的に話をしたり、勉強の仕方が上手で、良く頑張っているので、この調子で中国語を続けて頑張れば、1年後5級~6級くらいは取れると思います。